コンテンツ・モデル と カテゴリー
コンテンツ・モデルとカテゴリーについてメモ
コンテンツ・モデル
HTML5 で定義された概念です。
どの要素に何の要素を含めることができるのかを定義したものであり、カテゴリーとセットで理解する必要があります。
カテゴリー
HTML5 では、各要素は文書構造の意味ごとにカテゴリーで分類化されています。
カテゴリーは 8 種類あり、ほとんどの要素がいずれかのカテゴリーに属します。
要素によっては複数のカテゴリーに属することもありますが、一部の要素はどのカテゴリーにも属していません。
カテゴリー一覧
- メタデータ・コンテンツ
- フロー・コンテンツ
- セクショニング・コンテンツ
- ヘッディング・コンテンツ
- フレージング・コンテンツ
- エンベッディッド・コンテンツ
- インタラクティブ・コンテンツ
- セクショニング・ルート
メタデータ・コンテンツ
HTML 文書に関する情報を定義する要素が属します。
フロー・コンテンツ
<body>〜</body>
内に記述されるほとんどの HTML 要素が属します。
セクショニング・コンテンツ
文書のセクションを定義する要素が属します。
ヘッディング・コンテンツ
セクションの始まり、つまり見出しに関する要素が属します。
フレージング・コンテンツ
ドキュメントのテキスト要素が属します。
エンベッディッド・コンテンツ
動画や画像など、ドキュメントに外部のファイルを読み込む要素が属します。
インタラクティブ・コンテンツ
ユーザーが操作することでアクションが起こる要素が属します。
セクショニング・ルート
セクションのルートとなる要素が属します。
このカテゴリーに属する要素は、親のアウトライン(階層構造)から独立したアウトラインを持つことができるものです。
参考
- https://www.mdn.co.jp/di/articles/4040/?page=7
- HTML教科書 HTML5 レベル1